ホンダ ステップワゴン モデューロX 試乗
マイナーチェンジ後、ステップワゴンにもモデューロXが追加されました。
このモデューロXはどのようなものなのでしょうか?
高い車高とそれなりの車重があるのにこの一体感のある走りはすごい
ホンダの純正用品といえば、ホンダアクセスです。
そのホンダアクセスが作成したドレスアップのために開発した専用のカスタマイズパーツを装着したのが、コンプリートカーとなるモデューロXとなります。
ステップワゴンでもこのメーカーコンプリートとなるモデューロXが登場しています。
運転するときの楽しさを徹底的に追及し、デザイン的にも、空力によるステップワゴンの走りにかかる性能を十分に考慮し、その能力を十分引き出すものを作り出しました。
ミドルクラスのミニバンとしては、『ステップワゴン』はとくに売れっ子なのですが、そのステップワゴンのなかでも、スパーダはとくに人気があります。
そしてそのステップワゴンにファインチューニングを施したのが「モデューロX」となります。
現在モデルのステップワゴンが登場したのは、2016年秋です。
そして、2017年9月に現行モデルステップワゴンはマイナーチェンジされました。
そのマイナーチェンジのときにハイブリッド車が追加されたのです。
このマイナーチェンジではハイブリットの追加のみならず商品性が向上されました。
そしてこのマイナーチェンジのステップワゴンをベースにブラッシュアップされたのが「モデューロX」ということになります。
メーカー工場で生産されるコンセプトカーとなっています。
ステップワゴンモデューロXは専用装備でサスペンションも特別
モデューロXをみてみるとまずエクステリアに目が引かれます。
まずフロントマスクに目が行きます。
モデューロX専用のエアロバンパーを装着していてパンパーの両端は常時点灯するようになっています。
フロントのビームライトと明るいLEDのフォグライトが装備されているのも特徴です。
リアはどうかというと、エアロパーツのひとつ「ロアディフューザー」が装着されています。
モデューロX独特の装備となっています。
足元をみてみると、タイヤには剣をモチーフとした17インチの専用アルミホイールが履かれています。
そのタイヤはブリヂストン製「トランザER33」(205/55R17)となっています。
このホイールとタイヤはモデューロXの個性を際立たせているようです。
インテリアをみてみると、モデューロXの専用装備が多クナッテます。
運転席からみるとピアノブラック調の専用インパネミドルパッドがあり
ディンプルレザーの本革巻きセレクトレバーとなっています。
フロアカーペットマットもモデューロX専用品で
インパネの中央には、これまたホンダのオーディオといえばギャザスですが、静電式タッチパネルとなっているギャザスの9インチのプレミアムインターナビが装着されています。
ナビゲーションのオープニング画面ももちろんモデューロX専用表示で、その文字が浮かび上がります。
そのほかの見どころは、
シート表皮がプライムスムース×ソフトウィーブで上質なコンビシートとなっているところがあげられます。
シートが違うと室内の感じも全く違ってきます。
レーダーとカメラを融合したホンダの誇る先進の安全運転支援システムである「ホンダセンシング」はもちろん装備されています。
モデューロXは内外装の装備が違うだけでなく、一番の特徴は走りの装備が標準のステップワゴンと違うのです。
注目はモデューロXの専用サスペンションが装着されていて、ダンパーやスプリングも、ステップワゴンの走りの性格に合わせて、最適にチューニングされています。
ノーマルのベース車と比べて、全高は15mm低くなっていて全高1825mmで、最低地上高140mm低くなります。
駆動方式はFFで、パワーユニットは1.5リットルの直列4気筒DOHC直噴VTECターボとなります。
ステップワゴンはダウンサイジングターボというのが、特徴でしたね。
トランスミッションは、もモデューロXはパドルシフト付きのCVTとなります。
このパドルシフトによって、走りも楽しめそうです。
このエンジンによって、ノーマルタイプでも、1.7トンの重量ボディ、でありながら街中をフレキシブルに走ることができます。
静粛性もよく快適性もいいのですが、モデューロXではさらに高いレベルで静粛性や快適性がいいようです。
またCVTパドルシフト付きは、上り坂や下り坂でも速度コントロールがしやすいのではしりやすいですね。
とくに下り坂では速度の調整に苦労するのですが、これなら楽そうです。
アイドリングストップもより自然な感じになっています。
モデューロXの最大の魅力は、専用サスペンションを採用しているところです。
このサスペンションがステップワゴンをして気持ちいい走りを醸し出してくれます。
スポーティな乗り味が自慢で、きめ細かいチューニングがモデューロXの特徴です。
この装備が走りの一体感をだしてくれて、走りのコントロールの領域を広げてくれます。
パフォーマンスダンパーの装着もステップワゴンを他社の車と比べても、スポーティ感覚としては決して負けていない車にしてくれています。
モデューロXは乗員している人に快適さを与える
ミニバンですので、風が強いところは苦手なのですが、高速道路の強い横風にあおられても
難なく走りつづける優れた直進性をだすのがモデューロXです。
レーンチェンジでも、揺られてしまうのがミニバンの弱いところなのですが、ステップワゴンモデューロXは走りと車両の一体感があり、揺り返ししても振動は小さく抑えられていました。
ロールの収まりもいいので、搭乗者は首があまり揺れずに乗っていられたようです。
これの揺れがすくないということは、ブレーキをかけたときにも同じように揺れは少なかったのです。
運転しても、ドライバーの意のままに走りを楽しむことができ、同乗者もくつろぎ感が感じられ、安心感が増していきます。
コーナーが連続したところを走っていても、車の高さとクルマの重さをそれほど意識させないような一体感のある走りが感じられました。
自然なロール感としたたかな接地感舵で、正確性がまし、コントロールできる領域が広がります。
同じスピードでも、ノーマルなステップワゴンではしるよりも余裕に対処できます。
ブレーキをかけると、どうしてもノーズは沈み込んでしまうのですが、その沈み込みも上手に抑え込まれています。
モデューロXでは、無駄な動きが減ってクルマ酔いも減ることが期待できます。
タイヤのインチアップをすると、扁平率が下がり乗り心地が悪くなると言われます。
しかし、モデューロXではそんな快適性も向上しています。
モデューロXでは17インチタイヤを履いているのですが、乗り心地は16インチタイヤを履いているノーマルのステップワゴンに負けていないのです。
ホイールベースが長いため、地面のデコボコや路面のうねりなどもうまく受け流すことができて、デコボコやうねりによる揺れがすくなくしています。
運転席や助手席は乗り心地が大事でいいのですが、2列目シートや3列目シートに座っていても
乗り心地はよかったのです。
お年寄りや子どもは、揺れに敏感で体に影響が出やすいのですが、苦情が出ることはないと思われます。
長い距離をはしっていても静粛性は高く、ロングドライブによる疲れは少なくすみます。
走りの質感を大幅に高めたステップワゴン「モデューロX」は走りを楽しみたい方だけでなく多くのユーザーにおすすめできます。
ただ、ネックは350万円を超える価格ということですが、9インチ専用ナビ・専用フロアマットがついていて、基本的なメーカーオプションはほとんど装備されています。
ノーマルのステップワゴンでは飽き足らないユーザーには最適ですね。
走りの楽しさを味わいたい、その上、上質感にこだわる人にはいい買い物です。
ディーラーに下取りを出すことにして、更に値引きを引き出します
次に 値引き値段を、ディーラー同士で競わせて、値引き値段を上げます下取りとは、査定価格 プラス 値引き となります。
下取りがあれば、ディーラーとしてみれば、値引きをしやすいのです。
そして、これ以上値引きできないとなったら、
「下取りはいいです」
といいましょう
そんなことをすると、交渉決裂となりそうですが、営業マンとしても、営業所としても、1台は大きいので
特にステップワゴンは競合が多いため1台は貴重なので、そのくらいの値段は、営業所としてもなんとかします。
スポンサードリンク